2011年1月15日土曜日

優しき巨人現る~赤い機械のパー~

どうなの、どうよこの迫力。この機械は士幌のE.T.farmのサイレージカッターです。Tさんと私の間では…パックンチョ…の呼び名。私もサイレージカッターのことは知っていましたが実際に使った事がありませんでした。この牧場で初めて見た時の印象は…ん~怖すぎる、なにか悪党にしかないオーラをお前から感じる、それ以上俺の傍によるなよ、ニャロメェ…てな感じでした。でもE.faemからは給餌の依頼も多くして頂くのでそこは私も酪農ヘルパーの端くれ…いいか、お前は俺の操作以外の事は一切するなよ。間違ってもそのバカデカイ口で俺を食おうなんてするなよ、もしそんな事したら解っているな…使ってびっくり!なんて素直で力強くて繊細で。パックンチョが奇麗にサイレージをカットした断面はショベルのバケットでのものとは月とスッポン、これならサイレージの断面が垂直だしバケットであおったりしていないので酸化によるサイレージのいたみも最少に抑えることが出来そうだ…ごめんよ。悪党だみたいな事を言って、パックンチョ、君は力持ちで心優しき巨人でした。人も機械も見た目で判断してはいけない、君に一つ教わったよ、アァ~ありがたや、ありがたや。…でもまてよ、俺を始めて見た人は必ず「昔、ヤンチャしてたでしょう」とか「悪い事、沢山知ってるでしょう」とか言うなぁ~あれって?もしかして俺の見た目?いえいえ私はヤンチャも悪い事も知りません、昔からどちらかと言うと文学少年と言いましょうか、まあそんな感じで生きて参りました。なんつって