2011年12月27日火曜日

NOと言えるF・・・

『ホ、ホワイトアウトだ』目の前の視界が真っ白で何も見えない。タイムリミットまで後30分、焦るなそう自分に言い聞かせて功樹はトヨタサーフのハンドルを握り直した。では無く『まじで恐い。まじでヤバい。私は誰?ここはどこ?』・・・何とかタイムリミットの2分前に牧場に到着、『マジでチビッタ』じゃっかん冷たい下半身の前側の下着を気にしながら牧場内に入ると牧場長のD氏が寄ってきて『さすがですよ有働さん、何があってもどんな状況でも必ず来てくれる、プロすぅ。やっぱプロすぅね』と真剣な眼差しで見つめてくる。私は思った・・・「プロ=プロフェッショナル」なんて心に刺さる言葉なんだろう・・・最近の牧場にコンサルタントと言うなの怪しい怪物が隙を見て入り込もうとしている。私が過去に農場長をしていた牧場にもそんな輩がいた。コンサルタントを否定する訳じゃ無いが牛の搾乳をした事も無ければウンコにまみれた事も無い。血だらけのお産で介助するわけでも無く脱水症状で死んで行く子牛を見て涙する事も無い・・・そんな彼らに何が解るのだろうか?そんな彼らに酪農について語る資格が有るのだろうか?わたくしF.H.功樹はNOだ。俺が言いたい事解るかなぁ〜解るアンタはプロだぜぇ〜、ん〜マンダム大人の香り。


2011年12月19日月曜日

振り返れば青春

寒い冬の到来・・・マジでヤバ。寒くて凍えちゃう。身も心も・・・てな感じで頑張る毎日。皆様はいかがお過ごしですか?
もう12月です今年1年を振り返ってみると・・・1月から12月の1年間をFarmHelperとして仕事をした始めての年。色々な事があったなぁ〜楽しい事、楽しい事そして楽しい事。色々な事とか言っても楽しい色々な事ばかり。そりゃ〜慢性の寝不足でフラフラになったり、3ヶ月間休みが無かったり、風邪を引いて座薬をポッケに忍ばせて仕事したり大変な事もあったけどそんな事全てひっくるめて楽しかったなぁ〜幸せの青い手帳をみても「自分を褒めてあげたい。そしてこんなに仕事を依頼してくれた牧場の皆様は神様だ足を向けて寝ちゃなんねぇだ」。仕事以外でも「おっさん風になりたい」と突発性訳解らん症の病におかされた私に優しくしてくれた恐ろしいバイクに乗る心優しき若者達との出会いもあり。『あぁ〜幸せだな、青春だなぁ〜』牛さんを観ながらしみじみ・・・『モ〜ゥ能天気すぎて呆れるわ』牛さんの声が聞こえる。

2011年12月2日金曜日

FarmHelperのさんぽ


ウンコ終了。終わった終わったやっと終わった今年も無事にウンコまきが終わった。牧場のみなさんは誤解している。私がトラクター、ショベルなどの乗り物にシッポふりふり喜んで乗っていると。オペレーターの仕事依頼も私には大切な収入源なのでありがたく感謝して引き受けるのだが・・・実はそれらの重機に乗っての作業が苦手だ。ナゼ?お答えしよう・・・まず私は極度のビビリだ。のってる重機、もしくはトラクターで牽引している作業機から聞き慣れない音がしようものなら・・・とまれとまれ、ストップストップ。焦るな焦るな。まず点検と・・・てな感じ。まぁ〜ビビリは安全第一の農作業では100歩譲って良しとして一番の問題はFHKの最大の欠点『あ〜飽きた。あぁ〜飽きた。もう限界。同じ事の繰れ返し。あ〜エンドレス。』そう、そうなんです『 飽き症』例えばトラクターで真っすぐとにかくただただ真っすぐ走らなければいけないとして最初の30分は・・・真っすぐ真っすぐ・・・が1時間後には・・・チョッと飽きてきたな〜ラジオラジオ・・・2時間後には・・・かなり飽きてきたな。ラジオもうるさいから消してタバコタバコ・・・3時間後には・・・飽きた飽きた。天気も良いしエンジン切って散歩散歩・・・あぁ〜まだまだ修行が足りませんのぉ〜